航空会社に入りたい!理由の主なもので代表的なのが、「カッコいい制服を来て空港を闊歩したい」というのと並んで「安く飛行に乗れるから!」というのがあります。
安く飛行機に乗れる?それは、どのくらい安いの?と思いますよね?
ズバリ、タダでも乗れました!!(在籍当時)
そういう航空会社の社員が利用出来るチケットを「EF券」といいます。エンプロイー・フリーチケット(Employee Free Ticket)の略ですね。
福利厚生の一環として、本人と家族が乗れます。家族で利用可能なのは二親等まで等縛りはありますが、 航空会社社員としての一大特典といえます。
実際、親兄弟には非常に有難がられました。
100%無償、90%無償、半額などの種類があって、内容は航空会社によって違います。
そして、他所の航空会社も乗れます!
昔は飛行機に乗る事自体、特別感があった時代で、航空会社で働いていると言うと、必ず「いーねー、飛行機安く乗れるんでしょ?」と聞かれましたね。
このEF券ですが、私は航空会社の社員だったのでもらえたのですが、そうじゃないANAの総代理店でハンドリングしているグラスタは、EFではなくAD券(Agent Discount)だったという話をしていました。
AD00(100%割引)かAD50(50%割引)なんですが、どちらをもらっていたのかまでは聞いていません。
多分00なんじゃないかなー。50だとそこまで有りがたくないですからね!
さて、この制度、今はどーなんだろ?
格安航空会社も続々登場しているし、そういう会社はたまーにですが、プロモと称して数千円で海外も行けてしまう航空券を出したりもしてるから、航空券がタダでもらえる!という福利厚生は現在はそれほど魅力的じゃないかも・・・
しかも、EF券は空席がある場合のみしか利用できないし、最悪満席になったら降ろされるリスクもあるから、行っても帰って来られない…なんてことが無いように、利用するには時期を選びます。
(実際利用していて降ろされた経験はありませんでしたが…ひょっとして…となにげにドキドキはしました)
それでも、現在グラスタ含む地上職は給与が安いですが、そこに目をつぶれるのはこの制度のおかげってのもあるのかなー。
今ココを見ているあなたは、この福利厚生について、どう感じていますか?